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長期金利の変動から金利動向を読む
個人向け国債には変動タイプと固定タイプがあり、どちらかを選ぶにあたって注意しなけ
ればならない点があります。一番はなんといっても金変動リスクです。
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実際に購入を検討されている時の経済情勢をしっかりと把握した上で金利がどのように
推移するかを意識しなければなりません。もし、長期金利が上昇する可能性が高いの
であれば、変動タイプの個人向け国債が良いでしょう。
また、反対に、長期金利が低下するもしくはほとんど変化しないでそのまま横ばい状態
になるのであれば固定金利がよいでしょう。10年変動タイプに適用される利率は10年
国債の入札によって決定される基準金利から0.8%を引いたものとなります。
この0.8%は10年間継続され、また0.8%という数値が変更される可能性についてですが、
すでに発行されているものに対して変更されることはないと思います。
しかし、今後の金利動向によりましては、この0.8%が見直されることになる可能性はある
と思います。その場合は、すでに発行されているものは対象外で、新たに発行されること
となる個人向け国債に適応されることとなると思います。
そして、適用利率の下限となっております0.05%についても同じことがいえます。個人向
け国債は長期運用が基本となっているため金利変動によって利回りに大きな影響を与
えます。今の日本の状況で1年で数%変動することは考えにくいです。
だからといって個人向け国債を購入してからほったらかしというわけには行きませんので、
長期金利と日米の経済指標や金利政策は必ずチェックする必要があります。
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