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格付けは意味がない?
日本政府の巨額な債務残高に加えて、ムーディーズなど海外格付け機関に
よる日本国債の格下げなどをきっかけに、日本の国債は安全ではなのでは
ないかとの見方も一時強まりました。
しかし、だかといって、日本の国債が債券市場において暴落するような事は
ありませんでした。
主な理由として、日本の国債の多くは日本国内の投資家が買っているためです。
日本国債の外国人投資家による保有比率は、わずかに5%程度です。
ですので、日本国債が格下げされたからといって日本国内の投資家が日本国債
から海外債券に乗り換えるようなことは可能性としては非常に低くいです。
国内の金融商品に投資すれば、為替リスクなどもないので、べつに海外格付け
機関からの格下げが実施されようと、日本国政府が発行している国債がもっと
も信用度が高い金融商品となっているからです。
銀行の安全性を図るのに、BIS規制というものがございます。
それを計算する際に、銀行の保有している金融商品にはそれぞれの安全性を
図るための基準でリスクウェートというものがございます。
国債は、この預貯金と同様にこのリスクウェートは0%とされています。
また国内の投資家が日本の国債を保有しているということは、我々が銀行や
郵便局に預けているお金や、生命保険や年金資金のかなりの部分が日本の
国債に充てられています。
私達みずからが間接的ながら大量の国債を買っている事になります。
なので国債は安全かどうかと疑心暗鬼に思われるようでは駄目なのです。
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